じじぃは語りたいのだ

じじぃの戯れ言、独り言

「異次元の」

この言葉を最近よく耳にする。

一つはメジャーリーグで活躍されている大谷翔平選手を賛辞する際に「異次元の選手だ」などのように使われている。もう一つは「異次元の少子化対策」と岸田総理自らが評してる政策である。

ちなみに大谷選手が自らのことを「異次元」と評したという場面を見たことはワシの記憶する限りでは一度も無い。

逆に岸田総理が掲げる「異次元の少子化対策」を岸田総理以外の人が「異次元だ」と評価したコメントを見た記憶が無い。

客観的に見て、どちらが「異次元」という表現に相応しい印象を与えているかは一目瞭然であるのではなかろうか。

よく「異次元の」などと自ら言えたものだなと、その感覚に首を傾げてしまうのはワシだけであろうか。言った手前、もう引っ込められないが、本人自身、「異次元の」は言い過ぎたなと感じてるのではなかろうか。

この言葉が今年の流行語大賞になり、岸田総理と大谷選手のお二人が授賞式に呼ばれるような結果となれば面白いのぅ。